東京大学先端科学技術研究センター(経済安全保障インテリジェンス分野)の井形彬特任講師は 、大阪EXPOにおける、NATO開催の国際会議「平和と安定の維持に対するNATOの貢献」にて、パネリストとして登壇いたしました。(2025/8/7).

オープニングスピーチは、先月着任されたHreinn Pálsson アイスランド大使と、NATOのコンタクト・ポイント大使館のOvidiu Raetchi、ルーマニア大使。


また、キーノートスピーチはNATOでハイブリッド脅威やサイバーセキュリティ等を担当するNikos Loutas事務次長代理と、外務省欧州局の田口精一郎参事官。「インド太平洋」と「欧州」における国々の国益が切っても切り離せなくなっていることが見て取れました。


第一セッション「国際秩序における平和と安全の確保」は、キーノートスピーカー2人に加え
駐日欧州連合代表部のAire Kork首席参事官。国際秩序が「転換点」にあるとの認識の元に連携強化を進める日本・NATO・EUの実態について、参加した学生から鋭い質問が出されました。


第二セッション「女性・平和・安全保障」は、NATOのPietro De Matteis外交官の司会の元、Kristin Iglum大使大使(ノルウェー大使館)、防衛省のWPS・能力構築支援担当の松沢朝子室長、国土交通省の中川雅章室長、PRIOのルイーズ・オルソン 研究ディレクターによるディスカッションでした。


第三セッション「非伝統的脅威への対応におけるNATOの役割」は慶應大の鶴岡路人教授司会の元、英国大使館のKatherine Wilde公使参事官、J. Berkshire Miller氏(Macdonald-Laurier Institute)、Ken Kitatani氏(ICEED)によるディスカッションでした。


第四セッション「サイバー・ハイブリッド脅威―デジタル最前線の防衛」はBernard Siman教授(Egmont Institute)司会の元、Nikos Loutas事務次長代理 (NATO)、ルーマニア外務省のIoan Mureșan安全保障政策局局長、NTTの松原実穂子氏、Keita Azuma氏(UN University – CRIS)によるディスカッションでした。


第五セッションは、NATOのインド太平洋におけるパートナー4ヶ国である「IP4」-日、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの政府高官が登壇。急速に進む協力関係の現状と認識の擦り合わせ、今後の発展可能性について議論しました。


第六セッション「NATOと国際社会のウクライナ支援」の司会は
JakubJanda所長(European Values Center for Security Policy)。スピーカーはOleksandr Semeniuk次席公使(在日ウクライナ大使館)、筑波大学の東野篤子教授、Ioan Mureșan局長(ルーマニア外務省 、 遠山慶氏(JICA 国際協力機構)によるディスカッションでした。


第七セッションは、登壇者が全員学生のパネルディスカッション。東大、ハーバード大、
キングス・カレッジ・ロンドン、名桜大、高麗大、東京外大の学生5名が、全て英語でシニア会議で抜け落ちていた点等について堂々と発表していました。



