東京大学先端科学技術研究センター 経済安全保障インテリジェンス分野の井形彬特任講師は、2025年5月20日にダウ・ジョーンズ・ジャパン主催で開催されたセミナー「経済安全保障上の課題への実務対応:リスクベース・アプローチ」に登壇しました。
国際社会の分断が進む中、地政学リスクの高まりに加え、資源や重要技術へのアクセス規制、経済安全保障を目的とした政府による市場介入、さらには自国・域内産業を重視する通商・産業政策が各国で強化されています。日本においても、2022年5月に成立した経済安全保障推進法を受け、企業には多様かつ動的に変化する経済安全保障リスクへの対応が求められています。
本セミナーでは、地政学リスク、サプライチェーンリスク、サイバーセキュリティや技術流出リスクなど、経済安全保障を巡る幅広い課題について、実務の観点からどのようにリスクを把握し、企業戦略や事業環境に即した対応を構築すべきかが議論されました。
井形特任講師は講演において、経済安全保障をリスクベースで捉える重要性や、企業における実装上の留意点について解説しました。
また、パネルディスカッションでは、民間企業で経済安全保障対応をリードしてきた伊藤隆氏(電通総研)および山口英一氏(住友商事)とともに、実務の現場で直面する課題やベストプラクティスについて意見交換を行いました。

