2025年10月21日、スウェーデンのカール=オスカル・ボーリン民間防衛大臣(H.E. Mr. Carl-Oskar Bohlin)と「スウェーデンの『トータル・ディフェンス』と日・スウェーデン協力」をテーマとする意見交換を行った。

スウェーデンの安全保障政策の中核を成す「トータル・ディフェンス」概念について、とりわけ民間防衛および社会レジリエンスの観点から議論が行われた。冒頭では、ボーリン大臣より基調講演が行われ、国家防衛と民間部門、政府と社会全体を統合するスウェーデンの包括的防衛体制の考え方と、その現代的意義について説明がなされた。
続いて、日本側からは、防衛、経済安全保障、偽情報対策などの分野を専門とする有識者が短いコメントを行い、日本の政策的課題や制度的文脈を踏まえた視点が提示された。
後半の意見交換では、参加者全体による双方向的な議論が行われ、国際環境の不確実性が高まる中で、日本とスウェーデンが民間防衛、レジリエンス強化、情報環境への対応といった分野において、いかに実質的な協力を深化させ得るかが検討された。

