東京大学先端科学技術研究センター(RCAST)経済安全保障インテリジェンス分野(Economic Security Intelligence Lab, ESIL)の井形彬特任講師は、ペンシルバニア大学 の Penn Project on the Future of U.S.-China Relations が主導する新たな国際フェローシップ・プログラム、Transpacific and Asian Dialogue on China のフェローに選出されました。

本プログラムは、中国の台頭がアジア太平洋地域にもたらす複雑かつ新たな課題について、学術的知見に裏打ちされた政策志向の分析と提言を行うことを目的としています。アジア太平洋各国から選ばれた22名の次世代研究者・実務家が参加し、今後、地域の政策決定者を主な対象とした政策ペーパーの作成に取り組みます。
本フェローシップは、同プロジェクトがこれまで展開してきた Transatlantic and European Dialogue on China の成果を基盤としつつ、アジア太平洋地域に特化した政策対話を推進するものです。2026年6月以降の2年間にわたり、シンガポール国立大学東アジア研究所、韓国東アジア研究院、オーストラリア国立大学 Australian Centre on China in the World との連携のもと、各国で対面型ワークショップが実施される予定です。
プロジェクトおよびフェロー一覧の詳細は、Penn Project on the Future of U.S.-China Relations の公式ウェブサイトをご参照ください。
https://global.upenn.edu/future-of-us-china-relations/
プロジェクト紹介
Transpacific and Asian Dialogue on China は、ペンシルバニア大学 Penn Project on the Future of U.S.-China Relations が主導する国際的政策対話プログラムです。中国の国際的影響力の拡大を背景に、アジア太平洋地域の安全保障、通商、エネルギー、インフラ、人権、ガバナンス、開発といった分野における政策課題について、具体的かつ実行可能な政策提言の創出と発信を目的としています。
本プログラムには、アジア太平洋地域約15か国から選ばれた22名の研究者・専門家が参加し、それぞれの専門分野に基づく政策ペーパーを執筆します。これらの成果は、地域の政策議論に資する実践的知見として発信されることが想定されています。
本イニシアティブは、Ford Foundation をはじめとする支援を受け、Penn Global 内の助成事業として実施されています。

